Google、YouTubeを買収

先週、噂に挙がっていた、GoogleYouTubeを買収するという話が成立したみたいです。

まさかこんな素早くこの買収が成立するとは思わなかったのでこのニュースには驚かされました。そもそもYouTubeほどの大規模になったサービスをGoogleが買収するのは初めてじゃないかと思います。


この買収ニュースを聞き反射神経的に感じたのは、「こんなものゼロから作れば俺たちの方がいいものが作れる」という「天才的技術者の発想」より遥かに上位のところで、Googleがきちんと「正しい経営判断」を下す会社になったんだなぁ、ということである。

上記の記事にも書かれてあるように、今までのGoogleは自ら自分たちで作り上げていく技術集団というイメージから変わりはじめているように見えますね。

Google Videoがどういう位置づけになるのか分かりませんが、これでまたGoogleはより巨大に、そして恐ろしい企業になったと思います。とにかく、今日一日はこの話題がネット上で駆け巡りそうですね。

YouTubeの創業者ChadとSteveからのメッセージからYouTube上で見ることができます。

【追記】

YouTubeも最初はこんな時代もあったのですね。


 なお、この記事のなかには、YouTubeの創業当時のことを物語る面白いエピソードが載っている。YouTubeがHurleyの自宅のガレージで産声を上げた当時、3人の創業者はよくそこでブレインストーミングをしていたが、その模様をKarimがビデオカメラで撮影していた。そして、そのなかの1 本(2005年4月に撮影したもの)には、「YouTubeサイトに、わずか50-60本しかビデオがアップロードされていない」とひどく落ち込んでいる Chenの姿が残っている。またこのビデオには「自分が観たいようなビデオはあまりない」というChenに続けて、カメラを向けられたHurleyが薄笑いを浮かべながら、「ちょうど、こんなビデオばかりだ」と言う場面も含まれているという。