JJUG主催の第2回Java基礎セミナーに参加した
Java基礎セミナーに参加してきました。Java系のセミナーに参加したのは、今回が初めてです。
ってことで、感じたことをいくつか書いておきます。次回の第3回Java基礎セミナーへの参加を検討している人の参考になればと思います。
ちなみにセミナーでの流れは以下のような感じでした。(最後にセミナーに関する簡単なアンケートがあります)
- 簡単なセミナーについての説明(5分)
- Webの仕組みについての説明(35分)
- Strutsについての簡単な説明と開発デモ(40分)
- 休憩(10分)
- JFSについての簡単な説明と開発デモ(15分)
- JPAについての簡単な説明(15分)
全体を通して聞いて、物足りないなぁと感じました。基礎セミナーとは言え、Webの仕組み自体を知ってるのは、セミナー参加にあたって必須条件かな思うので、そのら辺の説明は不要なのかなと。あとStrutsに関しても簡単な説明程度にとどめるといいつつ、結構な時間をかけて説明していたので、少し余計だったかなと感じました。(既に知ってる内容だったというのもあります)
またWebにおける開発環境がJSFなどに代表されるイベント駆動型のフレームワークが今後の主流となるとの話ではあったのですが、それに関しては少し疑問に感じてます。確かにセミナーでのStrutsを使ったサンプルWebアプリケーション開発にかけた時間に比べて、JSFでの開発にかけた時間は非常に短かったのです。ただし、サンプルが単純に入力した内容を表示するだけというシンプルなアプリケーションであるために、複雑な画面制御が必要となる開発となった場合に差が出てくるのか少し疑問があります(もしかしたら簡単なのかもしれません)。ここら辺はもう少し詳しく説明してもらえたら嬉しかったです。あの短い時間で、比較するというのは難しいのかもしれません。
ちなみにIDEはEclipseを利用してて、実際の開発で採用しているフレームワークはStrutsです。ただし素のStrutsを使っているわけではなく、きしださんの無設定StrutsやS2Strutsの無設定S2Strutsに近いこと(struts-config.xmlの記述の最低限に減らす)、画面遷移およびセッション管理の仕組みを用意しています。そういった開発者が楽できる仕組みを用意しておかないと、開発規模が大きくなるにつれてツラさが身にしみてくるので、Strutsをそのまま使うと開発効率が上がるなんてことは同意します。