ruby1.9をインストールする

ruby1.9系もyumでインストールしようと思ってたんですが、パッケージが見つからないので、自前で作成することにしました。

checkinstallを以下のサイトを参考にインストールを行います。

まず事前にrpm-buildパッケージをインストールしておきます。

$ sudo yum install rpm-build

ruby1.9の最新版のソースコードをダウンロードし、make install直前まで通常のインストール作業を行います。最後にcheckinstallコマンドを使ってrpmパッケージを作成し、そのパッケージをrpmコマンドでインストールします。

$ wget ftp://ftp.ruby-lang.org/pub/ruby/1.9/ruby-1.9.1-p378.tar.gz
$ tar zxvf ruby-1.9.1-p378.tar.gz
$ cd ruby-1.9.1-p378
$ ./configure --prefix=/usr
$ make
$ sudo checkinstall --fstrans=no
$ sudo rpm -ivh --nodeps /usr/src/redhat/RPMS/i386/ruby-1.9.1-p378-1.i386.rpm

またruby1.9系からは、rubygemsは組み込まれているので、すぐに利用することができます。

が、そのままだと gem list などのgemコマンドを実行すると zlib関連でエラーが発生します。

上記ページによるとzlib-develがインストールされていないために発生しているので、zlibをサポートするようにインストールし直します。

$ sudo yum install zlib-devel
$ cd ruby-1.9.1-p378/ext/zlib
$ ruby extconf.rb --with-zlib-include=/usr/include --with-zlib-lib=/usr/lib
$ make
$ sudo make install

インストールしたバージョンのrubyrubygemsのバージョンは、少し古いので最新版にしておきます。

$ sudo gem update --system
$ gem -v
1.3.6