MUNINのインストール手順

1台のCentOS4.3がインストールされたサーバ上に、MUNINのサーバおよびクライアントをインストールします。

まずソースからrrdtool-1.2.15をインストールしようと試みたのですが、CentOSメーリングリストの過去ログ、Problem Installing rrdtoolに書かれているエラーが発生してコンパイルすらきちんとできないので、RPMパッケージからのインストールに切り替えました。

rrdtoolRPMパッケージは以下のサイトからダウンロードします。

また必要なパッケージは以下の通りです。

またperlがジュールが必要となるので、インストールします。最初、CPANから各モジュールをインストールしたのですが、インストールしてもMUNINのRPMパッケージのインストールの際に何故か依存パッケージがインストールされていませんと怒られてしまうので、これらもRPMパッケージをRPMforgeからダウンロードしてインストールします。

あ、あとsysstatパッケージも必須かもしれない。(今回インストールしたマシン上では、既にsysstatがインストールされています)

$ sudo yum install sysstat

最後にMUNIN本体をRPMパッケージからインストールします。

以上でインストールは完了です。

あとはMUNINの設定を行います*1。MUNINの設定は非常に簡単で、今回は以下のような感じでファイルを編集しました。

  • MUNINの設定ファイル: /etc/munin/munin.conf
dbdir   /var/lib/munin
htmldir /www/munin/htdocs
logdir  /var/log/munin
rundir  /var/run/munin

tmpldir /etc/munin/templates

[localhost]
    address 127.0.0.1
    use_node_name yes

ドキュメントルートの所有者を変更し、munin-nodeを起動します。

$ sudo chown munin:munin /www/munin/htdocs
$ sudo /etc/init.d/munin-node restart

以上で作業自体は終わりです。拡張プラグインもあるようなので、別途入れてみると他にもグラフにできそうです。

*1:必要に応じてウェブサーバ側の設定も行います