MUNINのインストール手順
1台のCentOS4.3がインストールされたサーバ上に、MUNINのサーバおよびクライアントをインストールします。
まずソースからrrdtool-1.2.15をインストールしようと試みたのですが、CentOSのメーリングリストの過去ログ、Problem Installing rrdtoolに書かれているエラーが発生してコンパイルすらきちんとできないので、RPMパッケージからのインストールに切り替えました。
rrdtoolのRPMパッケージは以下のサイトからダウンロードします。
また必要なパッケージは以下の通りです。
- perl-rrdtool-1.2.15-1.el4.rf.i386.rpm
- rrdtool-1.2.15-1.el4.rf.i386.rpm
- rrdtool-devel-1.2.15-1.el4.rf.i386.rpm
またperlがジュールが必要となるので、インストールします。最初、CPANから各モジュールをインストールしたのですが、インストールしてもMUNINのRPMパッケージのインストールの際に何故か依存パッケージがインストールされていませんと怒られてしまうので、これらもRPMパッケージをRPMforgeからダウンロードしてインストールします。
- RPMforge: perl-HTML-Template RPM package for Red Hat / Fedora / Aurora
- RPMforge: perl-Net-Server RPM package for Red Hat / Fedora / Aurora
あ、あとsysstatパッケージも必須かもしれない。(今回インストールしたマシン上では、既にsysstatがインストールされています)
$ sudo yum install sysstat
最後にMUNIN本体をRPMパッケージからインストールします。
以上でインストールは完了です。
あとはMUNINの設定を行います*1。MUNINの設定は非常に簡単で、今回は以下のような感じでファイルを編集しました。
- MUNINの設定ファイル: /etc/munin/munin.conf
dbdir /var/lib/munin htmldir /www/munin/htdocs logdir /var/log/munin rundir /var/run/munin tmpldir /etc/munin/templates [localhost] address 127.0.0.1 use_node_name yes
ドキュメントルートの所有者を変更し、munin-nodeを起動します。
$ sudo chown munin:munin /www/munin/htdocs $ sudo /etc/init.d/munin-node restart
以上で作業自体は終わりです。拡張プラグインもあるようなので、別途入れてみると他にもグラフにできそうです。
*1:必要に応じてウェブサーバ側の設定も行います