フラガール

会社の同僚にオススメされていた「フラガール」を渋谷のアミューズCQNで見てきました。上映1時間前に席を取ろうとしたら、良い席が既に埋まっていて次の18:30の回に変更せざるを得ませんでした*1。本当に人気のある映画なんですね。

ベタに狙ったとしか思えない、観客の笑いを誘うシーン(例えば、南海キャンディーズしずちゃんの最初の頃の踊りだったりとか)に俺も笑っていたんですが、後半からシリアスな展開になって感動させられました。

詳細は実際に見てもらうとして、あるシーンをきっかけに、徐々に炭鉱に暮らす人たちの気持ちが1つになって、最後に常磐ハワイアンセンターのオープンを迎えるのですが、そこに至るまでの流れには感動させられました。あと蒼井優のフラダンスには圧巻させられました。あれだけのダンスをこなすためにはかなりの猛特訓をしたんだろうなと思います。

この映画を見て初めて知ったんですが、フラダンスのフラは手話を意味しているんですね。あの手の動きは実は手話の動きだそうで、知らなかった俺は驚きました。

最後に劇中にジェイク・シマブクロウクレレの演奏がいい感じで流れてくるんですよね。これを聞いたらCDとか買いたくなりますよ。

映画上映後にはフラガールの監督を務めた李相日氏を迎えたイベント(ティーチインって言うらしい)があって、観客からの質問に丁寧に答えてくれていました。監督は、まだ若い人みたいで常磐ハワイアンセンター(今ではスパリゾートハワイアンズと名称が変わっています)には、撮影するにあったって初めて訪れたなどの裏話も聞けました。

ちなみにフラガールの公式サイトは、以下になります。まだ上演しているようなので、興味のある人は見て下さい。オススメですよ。

あと映画中に小ネタがいくつか仕込まれていて、そこもまた見どころですね。例えば、寺島進が持ってきたお土産が名菓ひよこだったとかね。(エンドロールで名菓ひよこを確認しました。笑)

上映後に劇場を後にしようとした時に母と子の面白い会話を聞いたので、載せておきます。

母:(しずちゃんの展示人形を指差しながら)展示されてるから写真撮ったら?
子:怖いからイヤだ!

確かにこれは怖いかもね。笑

*1:実際にはこの変更がティーチインが見れるという美味しい出来事に遭遇できたわけですが。