githubを使い始めました。
バージョン管理は、今までだとCVSやSubversionを仕事で使ってて、今では、ほとんどがSubversionで管理してます。そのSubversionなんですが、ストレスに感じること最近は多くて困るんですよね。管理するファイルとバージョン数が多くなればなるほど劇的に遅くなるんです。(同期をとるだけで数分かかるって遅すぎ！)
ということで、ちょっとずつGitを使い始めることにしました。(以前、gitをインストールしたんですが、その時はあくまでソースコードを取得するだけだったので)
ちょうど手元にソースコードのバージョン管理をしようと思いつつ、何もしていなかったのがいくつかあるので、これを使うことにしました。自分のマシンと外部の2ヶ所で管理した方がいいかなということで、無料ホスティングサービスを提供しているgithubを使うことにしました。(無料版だと、リポジトリが全員に見られる状態になるので、privateなリポジトリを作りたい場合には、有料版にアップグレードする、もしくはgithubを使うのを止めることを検討した方がよいです)
Eclipseを使うことが多いので、以降は、Eclipseユーザ向けのお話になります。
Eclipse自体は、まだGitを正式サポートしていないので、Git用のEclipse Pluginを探すことからスタートです。探してみるとGitの開発元でEclipse Pluginを提供しているようなので、それを使うことにします。
現時点の特徴は以下の通りみたいです。
Features
* Compare revisions
* Quick diff
* Branch, state and StGIT patch decoration
* File Status decoration (aggregate status decoration at folder and project level)
* Commit, including amending commits
* Graphical history visualization with filtering on selected resources and search capability
* Checkout and reset
* Cross platform
Pluginの管理は簡単に済ませたいので、update-siteを登録しておきます。ちなみにupdate-siteは以下になります。
インストールしたので、簡単に触ってみます。プロジェクトを共用して後、どんなことができるのが調べてみた。
これ、上記のFeaturesリストに書かれてるもので、できないものが一部含まれているような気がするんだけどなぁ。(勘違いしてる？)
githubのユーザ登録後の設定作業
githubのユーザ登録が終わった後、親切にも次にやるべき作業を教えてくれる(こういうのは地味だけど嬉しい)ので、その指示に従うだけでOKです。
名前、メールアドレスを設定する
$ git config --global user.name "**********" $ git config --global user.email ******@gmail.com
公開鍵をgithubへ登録する
githubでは、公開鍵暗号を使っており、git push/git pullコマンドを実行する際の認証に使われるので、公開鍵をgithubのAccountの「SSH Public Keys」にて登録してあげます。
各OSでのやり方は、githubにて公開されているので、その手順にそのまま従うだけでOKです。
リポジトリを作成する
$ mkdir sample-proj $ cd sample-proj $ git init $ echo 'sample project' > README $ git add README $ git commit -m 'first commit' $ git remote add origin git@github.com:*******/sample-proj.git $ git push origin master
******部分は、自身のAccount名で置き換えて下さい
参考リンク
- Git
- EclipsePlugin - Git SCM Wiki
- http://github.com/guides/home
- GitHubをRemote Repoとして、MacにインストールしたGitから使ってみる - Goodpic
あとgitをきちんと使おうと思ったら、この手の本を一冊持ってた方がよさそう。(基本は、CSV、Subversionなどと同じコマンドなんで分かりにくくはないですが)
