ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2005 参戦記

既に2006年の野外フェスの参加アーティストの発表などの話題が挙がっていますが、去年初めてROCK IN JAPAN FESTIVAL 2005に参加して、とても楽しめたので今年もぜひとも行きたいものです。

折角なので、去年のROCK IN JAPAN FESTIVAL 2005を振り返ってみました。(正確には昔に書いたブログの内容をそのまま移しただけですが。)

以下は、ロックフェスに参加後に書いたものなので、現状とそぐわない部分があるかもしれませんが、あしからず。

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とうとう待ちに待ったROCK IN JAPAN FESTIVAL 2005に行ってきました。

色々な諸事情で友人とは現地待ち合わせすることになってしまい、会場までのツアーバスの中はとても退屈でした。周りは何人かでグループだったり、カップルだったりと、1人でツアーバスな俺は少し肩身が狭くなっていたのでした。

でも朝5時に起きて、新宿発のツアーバスに乗るためにいつもより4時間も早く新宿に出たこともあって、バスの中では思いっきり爆睡していたのでした。途中のインターチェンジでのトイレ休憩などで何度か目が覚めたりもしたんですが、寝てましたね。びっくりするぐらいに。笑

9時半ちょっと前には、会場に到着。せっかくなので会場入り口をパチリと写真に撮ってきました。

少し遅れて電車&シャトルバスで来た友人と合流。

事前からの打ち合わせ(打ち合わせというほど話し込んでないけどね)通り、サンボマスターASIAN KUNG-FU GENERATIONを中心に見てきました。2人とも野外ロックフェス自体が初参戦なので、体力的な面、移動時間などを考えて、ずっとGRASS STAGEにいることにしました。

GRASS STAGEに行く前に、ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2005オリジナルTシャツに着替えて、準備万端。一気にテンションを上げる。朝一番、サンボマスターですから、事前にテンションを上げておかないといけないわけですよ。

GRASS STAGEに着いて、開演まで時間があったのでステージの様子を写真に撮ってきました。

そして待つこと数十分、ステージ上にROCK IN JAPAN FESTIVAL 2005の総合プロデューサ、渋谷陽一氏が現われ、朝の挨拶、そして待ちに待ったサンボマスターを昨年のエピソードで笑いを誘いながら、見事な紹介をしました。

渋谷氏曰く、「あいつのエネルギーは無限です。怖いです」、「日本のロックの未来」、「奇跡のバンド」と、とてつもなく称えたバンド、サンボマスターの登場です。

彼らのライブ自体は、初めてだったのですが、本当にヤバイぐらいに期待を裏切らない最高のステージで、感動、そして興奮、一体感を生み出していました。もう圧倒されっぱなしでした。ボーカル山口隆のMCで放つ言葉の1つ1つが心を突き刺し、そしてMCから曲への流れ、最高なライブでした。

新曲(テレビドラマ「電車男」のエンディング曲)を含めて、たった8曲だったのですが、完全燃焼しました。最後には、誰もが「愛と!平和!」とそう叫んでいたんじゃないでしょうか?4万5千人の歌声が、心が1つになった瞬間じゃないかと、そう思ったのでした。

サンボマスターで完全燃焼してしまったので、サンボマスターの演奏後、ブレイクダウンも兼ねて昼食へ行ってきました。

やっぱりこういうイベントに出ている出店の料理は期待していなかったのですが、実際に食べてみるとやっぱり不味かったのでした。ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2005に行った人で美味しかったという出店にめぐり合えた人っているんでしょうか?

会場内ではエレファントカシマシが演奏をしていたのですが、残念ながら彼らの曲は一部の有名な曲(某ドラマの曲、CMの曲)しか分からなかったんですが、それでも熱気は伝わってきました。

やっぱり野外フェスの醍醐味って色んな聴き方ができるってのが一番大きいですね。スタンディングゾーンで好きなアーティストを間近に見ながら、周りの人と一体感を味わうもよし、ビールを飲みながら、ちょっと離れたところでまったり聴くもよし、自分なりの楽しみ方ができるって、一番大きい!

昼食、休憩をした後、銀杏BOYZのライブへ向かいました。

スタンディングゾーンの前方と後方の中間辺りの少しスペースに余裕が場所で銀杏BOYZのライブを見ることにしました。色々な意味で熱いライブを演るという話の彼らなので、見てみたかったのです。そして想像以上にヤバかった。正直ちょっとひいてしまいました。怪我して入院していた、ボーカル峯田和伸の暴れぷり、壊れっぷりは凄まじいものがありました。(怪我をしていなかったらもっと凄かったのでしょうか?)

余談ですが、峯田は2度にわたって、ライブ中に全裸になるなどハチャメチャでしたが、やはり警察沙汰になってしまったようです。ライブ時の脱ぎ方の手際の良さはさすがに場慣れしてる感がありました。そしてカメラマンの腕に感動しました。巧く他のメンバー映像へ切り替えて、問題のある映像は巨大スクリーンに流れることはなかったのでした。

そして奥田民生のライブになりました。俺と同じ広島出身のアーティストなので、自然と見たくなります。と言ってはみたものの、シングル曲程度しか分からないので、銀杏BOYZと同じ場所でライブを楽しんでいました。

とてもグルーヴ感のある濃密なロックンロールを演奏してくれていました、特に知っている曲でもある「サウンド・オブ・ミュージック」のグルーヴはとても心地良かった。

そして途中にあっと驚く特別ゲストが飛び入りで参加しました。映画「カスタムメイド 10.30」繋がりで、木村カエラさんです。

最新のヒット曲でもある「リルラ リルハ」を一緒に演ってくれました。途中で木村カエラが歌詞を間違えてしまうハプニングもあったんですが、そのままやり直そうとしたがっていた本人を無視して、そのまま演奏しきってしまいました。(本人は演奏後、苦笑いをしていました。)

1人ゲストが参加するだけで、盛り上がり方が大きく変わってしまった瞬間でした。

今日のお目当てのもう1つバンド、ASIAN KUNG-FU GENERATIONの登場。もちろんスタンディングゾーンの前方まで行ってテンションを上げていきます。

演奏した曲は、シングル曲を中心とした誰もが知ってるであろうキラーチューンの連発、スタンディングゾーンは、大きく揺れていました。誰もが楽曲のリズムを心地良く感じ、一緒に歌い、踊り、叫んでいました。

彼らのライブも初めてなのですが、もう既に貫禄すら感じさせるライブパフォーマンスでした。途中、ボーカル後藤正文氏のメガネが壊れるというハプニングもあり、「今日はメガネなしでいきます。....全然見えないな。」なんて発言もあったのですが、表情はとてもこの場を楽しんでいるのがうかがえました。

メガネなしでのライブ、ある意味、貴重な1日だったのかもしれません。

ASIAN KUNG-FU GENERATIONのライブ後、完全燃焼したので、ブレイクタイムを兼ねて飲み物を買ってきました。

スタンディングゾーンの後方の場所へ戻る際に、ステージから少し離れたシートゾーン近くからステージ方面の写真を撮ってみました。時間も夕方なので、涼しくなってきていました。

とりあえず一通りみたいバンドを見ることができたので、残りのライブはまったりと楽しむことにしました。最後のサザンオールスターズのライブですが、帰りの退場規制、ツアーバスへの搭乗の待ち時間を考えると見ることは難しいとの結論に達しました。

ということで最後に坂本龍一氏の演奏を見て、帰ることにしました。

最後に教授の演奏をスタンディングゾーン後方で座った状態で楽しんでいました。

残念だったのは、野外での演奏ということもあってか、音が割れた状態であまりいい状態とは言い難いものがありました。やっぱり室内ってイメージが強いんですよね。

それでも夕方の涼しさもあってか、まったり心地良い時間が流れていました。

途中、特別ゲストとして元ちとせが1曲ほど参加してくれました。坂本龍一プロデュースの反戦歌「Dead Girl(死んだ女の子)」を演奏してくれました。

教授の演奏が終わり、これで自分の中での今年のROCK IN JAPAN FESTIVAL 2005が終わったなと感じました。(本当はもっと楽しみたいとことですが、時間的な都合があるので仕方ないですね)

初めての野外フェスだったのですが、とても楽しめました。ライブは最高だったし、何よりも色々な聴き方で楽しめるのが素晴らしいですね。また次回も参加したいと思います。(次回はテントを用意して参加できるともっと楽しめそうですね)

余談ですが、日焼け止め対策をしたのですが、腕が焼けて赤くなってしまいました。笑